第1回多文化に生きるこどもネットワーク大分の多言語スピーチ会でいちばん最後にスピーチをしてくれたジュリーちゃん。あの時は中学3年生でした。あれから、大分県立翔青高校グローバルコミュニケーション科に進学し、さまざまなチャレンジをしているそうです。
そのチャレンジの一つ、「高校英語スピーチコンテスト」に出場し、大分県代表として、九州地区のコンテストの舞台に立ち、見事1位に輝き、来年2月の全国高校英語スピーチコンテストの出場権を獲得したそうです。ジュリーちゃん、ジュリーちゃんを支えてくださる周りのみなさま、おめでとうございます!
ジュリーちゃんの輝く笑顔が新聞に掲載されていたので、共有いたします。
ジュリーちゃんは小6の時に別府市内の小学校に日本語ゼロで転入しました。いろいろな思いを抱えていたようです。以下、多言語スピーチ会での語りです。
「いじめられて一人になることをネガティブにとらえず、ポジティブに考えるべきだと私は信じます。
例えば、『あきらめるか前に進むかを人生に試されているのだ』と自分に言います。また、自分はいじめられることで強くなるといいきかせます。
そしてライオンのように吠えるのです。人生は自分が変われるか変われないかのテストです。私たちは辛い時間から学ぶべきだと思います。」
個人的には・・・ジュリーちゃんがライオンになり吠える必要のない学校、ホスト社会であってほしいと思いますが・・・・
ジュリーちゃんは、中学時代に辛いと感じた時間から学んだことを、高校で活かし、前に進んでいるのだと思います。今回の英語スピーチコンテストでは、ジュリーちゃんの夢についての語りのようです。
大分に暮らす複文化・複言語に生きるこどもたちにとって、ジュリーちゃんの歩む姿を見ることはとてもプラスの影響だと感じます。これからもジュリーちゃんのチャレンジを見守り、応援したいと思います。
スピーチの様子はケーブルテレビ「わくわくトンボチャンネル」のアーカイブで視聴できます!https://community.ctb.ne.jp/feature/beppu/detail/7150