2020年9月6日日曜日

第5回研修会 聞いてみよう!「わたしの取り組み紹介」リレートーク ご報告

 コロナ禍で今回2度目のオンラインによるネットワーク会には、超大型の台風が迫る中、さまざまな立場の方たち・・・保護者・大学生・留学生・日本語指導員・地域ボランティア・行政職員・小学校や大学の教職員等々30名も集まってくださいました。多文化に生きる子どもたちのことに関心を寄せ、つながり続けようしてくれることに元気をもらいました。

 

第1部のわたしの取り組み紹介では、神 智子さん(別府市/べぷはちBeppu Rainbow Society 多文化共生マネージャー)と、 藤田 明美さん(大分市/小・中学校 日本語指導員 日本語ボランティアひまわり 日本語教師)のお二人の長年の活動報告。学校現場でも週末のボランティア活動でも、日々多文化に生きるこどもたちの日本語指導に直接関わっていらっしゃるお二人ですが、そのバックグラウンドとしてさまざまな形で「多文化共生のための集い」を続けてこられていたことに驚きを隠せませんでした。お二人の報告を聞いて改めて「多文化を生きるこどもたちが生きやすい社会そのもの」をつくっていく必要性を感じました。とても温かい気持ちになりました。

 

その後のグループトークでは、3つのグループに分かれて第1部の感想や日々感じていることの出し合いをしました。初めましての方々も多く、新しい出会いの場となったことも毎回の魅力です。まだまだ時間がほしいというところで終わってしまいましたが、次回への期待もふくらみましたので、どうぞ12月の会へも皆さんふるってご参加のほどよろしくお願いします。皆さんお一人おひとりの参画でこのネットワーク会がより充実したものとなり、ひいては多文化を生きるこどもたち一人ひとりの豊かな育ちにつながっていけばと思います。

 

なお、多文化に生きるこどもネットワークでは、ホームページやメーリングリスト、フェイスブック等SNSの活用でさらに県内各地のさまざまな立場の皆さんにつながりを持ってほしいと思っています。ホームページは多言語バーがついていますので、孤立しがちな外国人保護者の方などがいらっしゃいましたらぜひご紹介ください。きっと同じ立場の仲間や心強い支援者の方々に出会えると思います。また参加者の皆さんも、気軽に情報発信などして交流を深めて頂けたら嬉しいです。