2020年6月26日金曜日

すべての子どもに学ぶ場を~ある中学校と外国人生徒の歳月~


今週末放送予定の番組紹介をします!

6月27日(土)午後11時〜
NHK ETV特集「すべての子どもに学ぶ場を~ある中学校と外国人生徒の歳月~」

大分県の外国人児童生徒教育研修会の講師として大分県の取り組みを応援してくださっている小島祥美先生(愛知淑徳大学)が奮闘されている岐阜県可児市の20年にわたる取り組みが放送されます。

コロナ渦でも、大学生達と一緒にオンラインでの児童支援を展開されていた小島先生。きっと大分の私たちも学ぶところがたくさんあると思います。

ぜひご覧下さい!


2020年6月7日日曜日

初めてのオンライン研修会

第4回目の研修会、今回はオンライントークカフェとして、23名で久しぶりの「つどう」を楽しみました。多文化の中に子育てをしている方たちの参加もあり、「やさしいにほんご」でのトークをしようと、それぞれの気持ちや立場を大切にするやさしさを感じた90分でした。オンラインだから参加できた人、オンラインだと参加できなかった人。次回は、そのどちらの選択肢もある「つどう」「まなぶ」ができたらいいなと思います!

一人一人にできることは、それぞれの目の前のことかもしれませんが、時々こうして「つどう」ことで、それぞれが持っているもの(知識や経験、アイディア、失敗談、成功事例・・・)をシェアして、お互いに「まなび」ができたらいいなと思いました。事後アンケートから、参加してくれた方たちからの「声」をいくつか共有します。改めて、共に学び合いたいことがたくさんあると感じています!

【参加者の声】事後アンケートより

〇きのう meetingに さんか させてくれてありがとう。こんなに みなさんが かんがえて、うごきもあることに びっくりしました。うれしいね。こどもたちの みかたが ふえています。おやたち の みかたも。

〇県内の様々な立場の人が集まって、語り合えて、感動しました!

〇大変有意義な時間でした。 私は日本語支援を学んだことがないまま、外国ルーツの子の支援に関わることになり、迷うことが多いです。 でもその縁のお陰でこのような会に参加できました。 ありがとうございました。

〇アットホームな雰囲気で楽しく参加できました!

〇皆さんの元気な顔が見られて嬉しかったです

〇外国のルーツを持つ子どもたちとかかわる小学校の先生方が多く参加されたこと、子どもたちのために、このような活動に携われてすっごく励ましになりました。たくさん元気をいただきました。

〇さまざまな立場の方々とお話しできてつながれてありがたかったです。

〇参加するまでは、うまく皆さんの話題についていけるかと心配していました。 また、パソコンがうまく音声、画像を届けてくれるか、事務局の方の指示通りにパソコン操作ができるかなど、オンラインながらの基本的な心配もありましたが、なんとか、できたような気がします。行政の方、日本語指導をされている方、先生方、外国人労働者のお世話をされている方、保護者の方、色々な方の直面された問題やご苦労をお聞きし、とても勉強になりました。そして、改めて、もっと多くの方とこの問題を共有したいとおもいました。 こういう場を提供してくださって、引っ張ってくださる事務局の皆様に感謝申し上げます。

〇とても有意義な試みだと感じました。オンラインだと、もっと距離を感じるのではないかと思っていましたが、全くそうではなく、同じ思いを持った者同士、心近くに感じました。

〇初のzoomで扱いが上手くいかず、最後には動かなくなり、チャットも入れられず、途中退室になり大変失礼しました。最後のお話も聞けず残念でした。次回はもう少し上手くなってるかな。

〇人と人との接触が難しい中、これからの活動がどういう形がいいのか心配です。 皆さんのお知恵を借りながら考えていけたらと思います。

〇オンラインでどうしても声が聞きづらいときがありますが、全体的に良かったです。

〇これからも繋がっていきたいです!これからも繋がっていきたいです!

〇いつも勉強になっています。ありがとうございます。

〇この会議に出席して、また新たなご縁をいただきました。 ありがとうございました。

〇事務局の皆様、いつもお世話を本当に有難うございます。

〇二時間は長いようで短かったですね。でも、オンラインだとこれくらいの長さがちょうどいのかも。対面で話すより疲れる感じがありました。

〇事務局の説明は時々長くて難しかったので、外国人の方にとっては分かりづらかったかもしれません。文章を短く、“けれど”や“ですが”を使わず最後まで言う、要点ははっきりした方がわかりやすいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

  
【ご意見・今後の希望】
〇オンラインで会議をするのもこの研修会に参加するのも初めてだったので新鮮な感じでした。知らない人が多かったので自己紹介をしてもらったのはよかったですが、これで時間をかなり取られていたのでもったいない気がしました。 カフェをどう位置づけるかの問題でしょうが、全体的な問題を洗い出すための集まりか具体的にいろいろな方法を考える集まりか位置づけを決めて行くと回を重ねていく意味が出てくるように思いました。

〇メンバーの取り組みをより詳しく知りたいです。全体で自己紹介の時間をなくして、その代わりにメンバーが毎回交代で活動紹介をする時間にあてるのはどうでしょうか。メンバーの取り組みがわかれば、今後メンバーの中で誰に相談したらいいか明確になると思います。毎回20人以上ですので、全体で自己紹介をしても時間がかかるだけで、結局誰が何をしているのかわからないし、名前すら覚えることが難しいです。ご検討ください。

〇支援している子の将来をどこまでイメージしていいのか、しておくことが望ましいのか、 日本語力によって、未来がどのように拓かれるのか色んな事例を知りたいです。

〇多文化に生きる子どもたちやおうちの方たちの気持ちや話を聞く機会があればと思います。

〇学校で生活していくための日本語と学校で勉強していくための日本語をどう区分けしているかについて経験者のお話が聞きたいと思いました。

〇いろんな立場の人が少数で活動し、1人で問題を抱えていると思います。 問題解決に向け、具体的に個人の今の悩み、問題を出してもらい、一緒に考えていく場があると良いですね。 結構、みんな1人で戦ってますよね。

〇子どもを指導するときに、本当に大切な事は何か… 日本語を教えるよりも前に、大切なことは何か曖昧ですみませんが、今ずっと考えている問題です。

〇ダブルミリテッドにならないためには、どのように対策が有効か。成功した事例と失敗の事例の分析を紹介していただきたいです。

〇こういう情報をもっと多くの小中の担任の先生方にも共有していただきたくて、これまでもチラシをコピーし、ご案内してきたのですが、お忙しいからだと思いますが、なかなか成果がありませんでした。「どうやったら担任の先生方にこの会に来ていただけるか」という話題を取り上げてほしいと思いましたが、今日、県の教育委員会の方から希望の持てるお話をお聞きしたので、期待したいと思います。学校で生活していくための日本語と学校で勉強していくための日本語をどう区分けしているかについて経験者のお話が聞きたいと思いました。

〇withコロナの状況下、私自身、新たな発見も多くありました。例えば、大分にいる子ども達に留まらず、もう自国に戻ってしまったけれど、ずっと繋がっているよ!という思いを届けられる活動もオンラインでできるのではないかと思いました。

〇パネルディスカッション




母語・母文化継承のために

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中国にルーツを持つこどもたち、自分たちの言葉、文化について学びませんか。