2019年9月1日日曜日

活動の柱〜つどう・ふかめる・つながる〜

 

★つどう

1.  県内ネットワークづくり

○集まる場、語り合える場づくり     
(時と場所の設定)年に数回
○所属や立場に関係なく、目的を共有する個人として参加できる場づくり(一般、団体、日本語支援員、教師、行政 等)
○持続可能な社会・地域・自ら学ぼうとする学習の場づくり(同等の価値を持った「市民」としての意識づくり)
○他の団体や組織に学んで、長く続く体制づくり(研究・啓発・情報・運営等)
○参加者一人ひとりが、平等なメンバー   
できる人が、できる時に、できることを

 情報共有

○連絡網・メーリングリストの作成、活用   (有益な情報を共有する)
○ホームページやフェイスブックなどの活用
○全国ネットとのリンク(全国の動きに学ぶ)
○行政や学校との情報共有(県内のどの地域にいるこどもも同じ支援を受けられる体制作り) 
○参加者どうしの実践報告
(団体、日本語指導者、教師、行政関係者等)

★ふかめる

3. 学習の場づくり

○「参加者が学びたいこと」の学習の場づくり
○当事者、関係者、有識者の話を聞く場づくり
○他県や全国の研究会への参加と環流報告


4. 情報発信

【こども・保護者向け】
○各団体のイベントや日本語教室、相談窓口の紹介  
○ネットワーク内で共有した各団体の活動情報提供  
○こどもに関わる「社会生活に関する情報」の共有
【関係者向け】
○各団体のイベントや学習日の共有(活動協力)   
○ボランティア募集の情報発信           
○ネットワーク会議の案内や報告

★つながる

5. 行政・学校との連携

○多文化に生きるこどもたちが、母国の言葉や文化を大事にしながら学べる環境づくり、自分のルーツを隠さずに過ごせる学校づくり
○行政関係者や教育関係者との連携で、地域格差、学校格差、教員の意識格差による「支援の差」を小さくする
○学校現場や各家庭での実際の困り、その解決のための具体策など、ネットワークで共有した情報を行政に届け連携する
○日本語指導員の実態(レベルチェック、指導時間の確保、指導方法の難しさや学校職員との連携の難しさ、勤務労働実態等)の情報を届け連携する

6. 全国との連携

○他県や全国組織とつながりをもち、市民レベルでの交流や学習を深める
○県内でのこどもたちの交流を促すと共に、他県や全国との交流の機会をつくる
他県や全国の研究会へ積極的に参加し、県内で還流する
 (例)全国在日外国人教育研究協議会 子どもの日本語教育研究会  各種教育研究会 等



ネットワーク会が目指すもの

基 本 理 念


「多文化に生きるこどもネットワーク大分」は、全てのこどもたちが互いに認め合い、信頼し合い、ともに支え合って成長していく多文化共生社会の実現を目指します。そのために、多文化に生きるこどもたちの人権を守り、彼らを取り巻く生活環境・教育環境の向上を目指して共創していきます。


多文化に生きるこどもたちに関わる人々が
気がねなく集えるあたたかい場所に



私たちは、大分県内の各地域で個人や団体、学校や行政関係者として「多文化に生きるこどもたち」のより良い育ちを応援したいと思っている人が、立場を超えて思いを共有し、ともに学習し、ともに活動を展開していくための「場」をつくるために、このネットワークを立ち上げました。
近年、国の政策も変化する中で、全国的に外国人住人の増加と定住化が進み、大分県内各地でも年々「多文化に生きるこどもたち」が増加しています。県も市も「外国人受け入れ・共生のための対応策」を実施していますが、学校・子育て現場ではまだまだ「多文化に生きるこどもたち」の理解や応援体制づくりが間に合わず、差別や偏見、教育関係者の学習不足や支援者の不足などからくる問題が山積しています。
私たちは、市民の立場からこの状況を改善すべく、県内各地の関係者と手を結び、行政・学校とも連携しながら、「多文化に生きるこどもたち」を取り巻く生活環境・教育環境の向上に役立ちたいと思います。
この「多文化に生きるこどもたち」は、他のこどもたちと同様に、大切な「社会の構成員・市民」です。国籍や民族、ルーツに関わらず、様々な文化的背景をもったこどもたちが生き生きと育ち、未来を担う存在となれるような大分県をともに創っていきましょう。   
2019.6.1

【趣旨書】




第2回ネットワーク会参加お礼/次回のお知らせ


多文化に生きるこどもネットワーク大分の皆様



    2回ネットワーク会に多数お集まり頂き、本当にありがとうございました。大分県内各地、県外からも、さまざまな形で多文化に生きるこどもたちを思う31名の方々がご参加くださいました。参加者の皆さまのこどもさんたち9人も、キッズスペースでわいわいとお友達になっていたようでした。

    

    情報共有の時間には、大分県教育庁人権・同和教育課の新名さんより、全国的な情勢や大分県の現状と取り組みについて詳しくご説明いただき、大変有意義な時間を持つことができました。改めて新名さんに感謝申し上げます。



 また、休館日にもかかわらず、快く会場をお貸しくださったおおいた国際交流プラザ様にもこの場をお借りしてお礼申し上げます。ご参加くださった皆さまにとっても「大分県外国人総合センター」に足を運ぶよい機会になったのではと思います。



    ワークショップでは、業種の異なる方たちで構成された5つのテーブルに分かれ、新聞記事を広げて「まわしよみ新聞」を作成しました。記事をきっかけに、日ごろの悩みや思いも出し合っていただき、対話、交流の時間を持つことができましたでしょうか。



 アンケートでのご意見を元に、反省点を改善し、次回ネットワーク会の内容を練りたいと思っておりますので、webアンケート(https://forms.gle/czW4y3L4k1btk5nu9)のご回答お待ちしております。本日ご参加でなかった皆さまも、kodomonet.oita@gmail.comにご意見いただけますと嬉しいです。



    お一人お一人の参画で、ネットワークはより意味あるものになっていくと思いますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします。



    次回のネットワークの日にちと場所だけ決定しておりますので、ひとまずお知らせ致します。



日時    2019121日(日)13時〜15時半

場所   別府インターナショナルプラザ



    内容はまた後日お知らせします。どうぞお誘い合わせの上ご参加下さい。皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。



                                                        事務局一同