2019年9月1日日曜日

ネットワーク会が目指すもの

基 本 理 念


「多文化に生きるこどもネットワーク大分」は、全てのこどもたちが互いに認め合い、信頼し合い、ともに支え合って成長していく多文化共生社会の実現を目指します。そのために、多文化に生きるこどもたちの人権を守り、彼らを取り巻く生活環境・教育環境の向上を目指して共創していきます。


多文化に生きるこどもたちに関わる人々が
気がねなく集えるあたたかい場所に



私たちは、大分県内の各地域で個人や団体、学校や行政関係者として「多文化に生きるこどもたち」のより良い育ちを応援したいと思っている人が、立場を超えて思いを共有し、ともに学習し、ともに活動を展開していくための「場」をつくるために、このネットワークを立ち上げました。
近年、国の政策も変化する中で、全国的に外国人住人の増加と定住化が進み、大分県内各地でも年々「多文化に生きるこどもたち」が増加しています。県も市も「外国人受け入れ・共生のための対応策」を実施していますが、学校・子育て現場ではまだまだ「多文化に生きるこどもたち」の理解や応援体制づくりが間に合わず、差別や偏見、教育関係者の学習不足や支援者の不足などからくる問題が山積しています。
私たちは、市民の立場からこの状況を改善すべく、県内各地の関係者と手を結び、行政・学校とも連携しながら、「多文化に生きるこどもたち」を取り巻く生活環境・教育環境の向上に役立ちたいと思います。
この「多文化に生きるこどもたち」は、他のこどもたちと同様に、大切な「社会の構成員・市民」です。国籍や民族、ルーツに関わらず、様々な文化的背景をもったこどもたちが生き生きと育ち、未来を担う存在となれるような大分県をともに創っていきましょう。   
2019.6.1

【趣旨書】