熱波と言えるほどの暑さが続いていますが、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。大分もとても暑くて、学校では子どもたちの外遊びが制限されるほどです。
さて、先週6月29日(土)にzoom(オンライン)で「第19回ネットワーク会」県議会委員・市議会議員の有志の皆さんと共に考える大分の未来~を開催いたしました。初めて地域の議員さんに声をかけさせて頂きましたが、ありがたいことに8人(県2人、市6人)もの議員さんが快くご参加下さいました。
約20人の参加者で外園さんの発表(再現「出前県議会」)を視聴しました。その後の議員さんを交えたグループトークでは、時間が足りないくらい熱心な討議がありました。外園さんが出前県議会で提出した「教師としての願い」「地域ボランティアとしての願い」については、資料を添付していますのでぜひご覧ください。
今回県内の様々な地域から議員さんが集まって下さったので、各市町村の取り組みの様子や悩み等をシェアすることもできました。発表内容や参加者の声は今後の活動の参考にして頂けるのではないかと思います。議員さんはじめ参加した方々から「またやりましょう!」「次は対面で名刺交換をしたい」などの声も頂いているので、次回は(可能であれば対面で)各地域の議員さんから現状報告や活動報告などをして頂けたら嬉しいなと思っています。
【参加者からのご感想(一部)】
〇いろんな視点からのご意見を聞くことができ、参考になりました。県全体で課題が共有できて、共通の取り組みができるような仕組みを作っていけたら良いのではないかと思いました。ちょうど知りたい、取り組みたいと思っていたテーマで、参考になりました。
〇多文化共生社会を進めるには学校は一つの要素に過ぎず、地域全体(自治会 学校 PTA 近隣住民)が暖かく迎えいれる体制作りが大切だと思いました。
〇いろんな事がたくさん勉強になりました。特に「多様性は豊かさ」と「助ける側と助けられる側ではない」とおっしゃった言葉が印象に残りました。
〇教職員みんなが大切なことだとはわかっていても、実際は知識も時間もなくなかなか踏み出せていません。担任や日本語指導教員任せの実態が多くの学校であると思います。多文化共生など、より子どもたちのためになる研修を行うべきだとつくづく思います。
〇外国の方に対するの差別をなくすために、学校現場でどんな取り組みをしていけばいいか、考えたいです。
〇県内いろんな地域の議員さんたちが、自分が予想していたよりもたくさん参加してくださっていました。『自分たち市民の声に真剣に耳を傾け、届けよう、変えようとしてくれる議員さんがいる』ことに感動しました。これからも頑張ってください‼︎
等、ご意見、ご感想を下さったみなさま、参加して下さったみなさま、本当にありがとうございました。
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今回のネットワーク会を受けて、事後ミーティングでも事務局メンバーでそれぞれの意見や感想を伝え合いました。外園さんの報告にあったように、全ての子どもたちが「小さな市民」であり、いずれ「大きな市民」となり、共に未来をつくり支えていくメンバーです。
「サポートが必要」なこどもは「困った」こどもたちなのか?そもそも「サポート」とは何か?こどもたちは、切り離され、切り分けらる必要があるのか?「全ての人が住みやすいまち」とはどんなまちか?…簡単には答えは出ませんが、「今、目の前にいるこの子を笑顔にしたい」という思いを常に大事にしていこうと共通理解しました。
それはこのメーリングリストに参加して下さっている皆さまお一人ひとりの思いにも重なるのではないかと思います。
一人ひとりにできることは少ないけれども、つどい、つながり、ふかめあうことで大きな波を作れるのだと、わたしたちは信じています。
これからも、ぜひ共に「目の前にいるだれかのために」「わたしたちの未来のために」、わたしたちにできることを考えていきましょう。
今回ネットワーク会へご参加くださったみなさま、そして、いつも私たちと共に歩んでくださるみなさま、本当にありがとうございます。